Assignment 28B

1 去年、韓国のテレビドラマ「冬のソナタ」が日本で大ヒットし、韓国ブームの年になった。その影響で韓国を訪れる日本人の数も急に増えた。ドラマのロケ地を案内してくれるツアーもたくさんあるらしい。私の友だちも年末、年始の休みに韓国へ旅行する予定を立てている。

「冬のソナタ」の人気の秘密は何だろう。映像の美しさ、演技や音楽のすばらしさ、そして、最近の日本にはないピュアな恋愛ストーリーが日本人の心を捉えたとメディアは分析している。また、主人公のぺ・ヨンジュンの優しさ、笑顔、まっすぐな愛し方は、日本人女性には大きな魅力だった。韓国人男性と結婚したがる女性も増えたそうだ。

2 義母の経営する健康器具の会社では、会社の製品を紹介するウエブサイトを作ることにしたらしい。その仕事を夏休みに僕にやらせたがっているようだ。僕はできれば、もっとおもしろそうな会社で働きたいのだが、父が亡くなったあとも義母にはお金を貸してもらったり、色々親切にしてもらったので、いやと言うわけにはいかないし、、、。困ったなあ。

3 今週の金曜日は祭日なので、学校やほとんどの会社は三連休になる。天気予報によると、風もなく晴れるらしいので、動物園や遊園地では、若いカップルや家族連れで大混雑するのは確実だ。人の多いところには行きたくないが、うちの子どもがどこかへ行きたがっているので、お弁当を持って山登りでもしようかと思っている。

4 ストラディバリウスというバイオリンは、オークションで何億という値段がつくそうだ。名器中の名器として有名だが、その楽器の出す音のすばらしさがわかるのは、音楽の専門家だけだろう。

5 桜木先生の講演のパンフレットを拝見させていただきました。大変おもしろそうな講演だと思います。せっかく招待して下さったのに申し訳ありませんが、今回は家庭の事情で欠席させていただきます。次の講演は確か来月の四日でしたね。それには必ず出席させていただくつもりですので、よろしくお願いします。

6 青森のねぶた祭は、国内だけではなく、世界のいろいろな国からも多くの観光客がやってくる有名なお祭りだ。ぜひ行ってみたいと思っていたら、スリランカ人の留学生の友だちが、もう一人なら車に乗れるから、と誘ってくれた。泊るところは青森市観光案内所で安い民宿を予約してもらったらしい。

7 会社での地位が上がれば上がるほど、出席しなければならないパーティや宴会が増える。部長になれたのは嬉しいが、最近はゆっくり雑誌を読んだり、好きな音楽を聴いたりする時間がなくなってしまった。

8 物理の中間試験はすごく難しかった。試験の前の晩、寝ずに勉強して、友だちにコピーさせてもらった講義のノートの内容は全部理解したつもりだったのに、結果は55点だった。テストを返してもらった日は、一日落ち込んでしまった。期末試験で90点ぐらいとらないと、マジで落ちるかもしれない。これからはまじめに講義に出席しよう。

9 国際空港にある案内所には必ず英語をしゃべれる人がいるはずだが、せっかくフランス語を習っているのだからと思って、パリ市内までの行き方をフランス語で聞いてみることにした。先生も「恥ずかしがらずに、できるだけフランス語を使ってみなさい」とおっしゃっていたし。緊張しながらフランス語で話してみたら、どうも発音が悪いのか、なかなか自分の言うことが通じなくてがっかりしてしまった。

10 現在の世界の人口は63億人。国連は2050年には93億まで増えると発表した。これだけの人間が生きていくのに必要な食糧を地球で生産することができるのだろうか。

11 「貿易の自由化への要求」という講演を聞きに行ったが、行く前にちゃんと場所を確認しておかなかったので、着いた時には半分ぐらい終わっていた。

12 息子はギターを習っても長く続かなかったし、歌も下手だし、音楽の才能があるとは思えないが、卒業した後は音楽の専門学校へ通って音響技術とビジュアルアーツを勉強したいらしい。妻はやっぱり普通の大学に行ってほしがっているようだったが、息子が、自分の人生だから、自分らしく生きなければ意味がないと言った時、息子の決意のかたさが分かったようだった。

13 卒業論文を書くために、確か図書館から十二冊借りたと思うのだが、そのうちの三冊がどこを探しても見つからない。うちの学校では三学期が終わるまでに、図書館で借りた本を全部返さなければならないことになっている。どうしたらいいだろう。教授から拝借したレポートも、なくしてしまったと思って冷や汗が出たが、幸いそのレポートは後輩がクラブハウスに忘れてあったのを届けてくれたので助かった。

14 このプロジェクトのことで、四件ほどメールを頂きましたが、四件とも秘書の西森さんに転送してあります。西森さんに全部任せてありますから、何か問題があったら、直接西森さんに連絡してください。

15 愛知県は交通事故の死亡者の数が昨年に続いて今年もワースト1になってしまった。名古屋市は道路が広くてスピードを出しやすいためだろう。愛知県警では、飲酒運転、スピード違反防止に努力したり、信号を増やしたりするなど、交通事故防止運動を強化している。 また、小学校でも、おまわりさんを講師として招いて、交通規則を説明してもらったりして、交通安全の大切さをアピールしている。しかしながら、このような努力にかかわらず、なかなか改善が見られないのは残念だ。このごろは、テレビ付きの車も増えたし、携帯メールを打ちながら運転する人もいるので、新しい危険も生まれている。このような危険な運転者に対する交通ルールを作る必要もあるだろう。